【新商品】羊毛筆 東雲(しののめ)

【新商品のお知らせ】
玉林堂製 東雲(しののめ)
【楷書・行書・草書用 羊毛】

楷書・行書・草書に適しています。
羊毛でまとまりがよく使いやすい逸品です。

幅12mm 長さ65mm 4,104円

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【新商品】古梅園 阿膠(あこう)松煙墨

【新商品のお知らせ】
古梅園 阿膠(あこう)松煙墨 1丁型


阿膠を使った油煙墨はもともとありましたが、これは青味が美しい松煙墨です。
いきまつ松煙と希少なロバの膠「阿膠(あこう・アキョウ)」から造られた和唐墨です。
かすかで非常に上品な青味が表現できます。仮名、漢字、書画作品用に最適です。
阿膠は古代中国では最良の膠として扱われており、100年以上前に古梅園が中国から輸入し保管していたその古膠を使用しています。

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「最良の膠」 阿膠
膠は獣や鳥などいろいろな動物のコラーゲンを含む骨・皮・健・結合組織・うろこ・うきぶくろなどの部分から取り出されたゼラチンを主成分とするたんぱく質の類だそうです。なので種類が多く、産地や原料の動物や部分などから名前というか呼び方が決まるのです。

中国の医薬に関する有名な著書「重訂本草網目啓蒙」の中で小野蘭山という人の解説によると、中国山東省の東阿井、阿膠井、阿井と言われた井戸の水を使って、黒い驢馬(ロバ)の皮を煎じて作ったのが「阿膠」であり、水が違うものは「阿膠」とは言わないそうです。しかもその水は、その阿膠を作る時だけに使われたそうです。

この商品はその伝説の「阿膠」なのか?ということになってきますが、資料によると、阿膠が発明された当時の手がかりが少なく、どういう品質か正確にはわからないそうです。確実な情報として、世界大戦前まで中国から阿膠の名で日本へ輸入された膠があったということです。そして古梅園は大戦よりも前に輸入した膠を使用しているそうなので、この輸入されていた時期の阿膠なのでしょう。

伝説の阿膠に習って作られた、というのが正しいかもしれませんが、こういう歴史のある珍しい墨なのでしょう。